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手術を受けていただくにあたり、以下の注意事項をご確認ください。 

  自然軽快する一般的な症状                      

かすみ・ぼやけ・まぶしさ・異物感・しみる感じ

時間とともに軽快しますが、手術直後は全体的にかすみ・ぼやけ・まぶしさを感じたり、手元が見えにくかったりします。LASIKでは異物感・しみる感じは1〜2日で改善しますが、epi-LASIKやPRKでは1週間程度で徐々に軽快していきます。手術当日から視力改善を体感できますが、年齢が高く、近視・乱視の強い場合は視力が安定するまでに1〜2ヶ月を要することがあります。

ドライアイ

手術直後から1〜3ヶ月の間、目の乾きを感じる方が比較的多くおられます(5〜15%)。
時間とともに軽快しますが、程度にあわせてドライアイ治療用の点眼をしていただきます。

結膜下出血

フラップをつくるときに眼球を強く圧迫するため、白目の血管から出血して、赤くなることがあります。手術後1〜2週間程度で自然に消失します。手術の結果や目への影響も心配ありません。

ハロ・夜間の見にくさ

暗いところで光がにじんだり、まぶしかったり、光の周囲がぼんやりと見えたりして、少し見にくさを感じることがあります。元々の近視・乱視が強い方、暗所での瞳孔径の大きい方ほど、感じやすくなります。3ヶ月程度で徐々に軽減します。やや残る場合もありますが、慣れてしまえば日常生活にはほとんど支障ありません。

  まれにおこる治療が必要な合併症 

いずれの合併症も治療により改善しますが、万が一生じた場合にすぐに適切な処置をおこなわず放置すると、視力障害などの後遺症が残る場合があります。決められたとおりにお薬を使用して、手術後の検診を指示どおり受けるようにしてください。

近視への戻り・低矯正・過矯正

治療後、正視の状態になっても、しばらくして度数が変化して、やや近視側に戻ることがあります。強度近視の人、ハードコンタクトレンズを長期間装用されていた方に多い傾向があります。その場合でも手術前の度数まで戻ることはまずありませんが、もし近視の戻りの程度が強い場合、あるいは低矯正・過矯正の場合は、角膜の厚みが十分に残っていれば再手術可能です。

当院で使用している機種によるウェーブフロント・レーシックによる近視矯正では1年後にも98%の人が1.0以上、残りの人も0.7以上の視力を維持しています。
(米国FDA Clinical study 2003より抜粋)

角膜上皮剥離・上皮欠損

手術中あるいは手術後に角膜表面の上皮が一部むけてしまうことがあります。以前に角膜に傷を入れたことのある方に起こりやすい傾向があります。程度によっては一時的に痛みが強くなり、視力の回復に時間がかかることがあります。

フラップのズレ

手術後早期に目をこすったり、強く目をぶつけたりするとフラップがずれることがあります。すぐに整復すれば問題ありませんが、視力低下や感染の原因になります。

フラップ形成不全

フラップ作成時にレーザー照射に十分なフラップが出来ない場合には3ヶ月以上手術を延期して再手術をおこないます。過去に旧式のマイクロケラトームで施術した場合にときどきみられた合併症でしたが、現在使用されている新世代のマイクロケラトームではまずおこることはありません。

フラップ下への角膜上皮細胞迷入

非常にまれですが、フラップの下に角膜上皮細胞が侵入して増殖することがあります。万が一、起こった場合はフラップ下の洗浄が必要になります。

感染・角膜潰瘍

角膜上皮が完全に修復するまでの間は、無理をすると傷口から細菌が入って感染症をおこす可能性があるので注意が必要です。手術前後に処方する抗菌剤点眼薬を指示どおり使うようにしてください。

層間角膜炎

手術後から1週間ぐらいまでの間に発症するフラップ下に白濁が起きてかすみや視力低下をきたす合併症です、イントラレーシックの場合は高率に発症します。大半は点眼薬や内服薬の治療で押さえ込むことができますが、まれに悪化した場合はフラップ下の洗浄が必要になります。

ステロイド緑内障

手術後、炎症をおさえるために使用するステロイド薬の副作用で眼圧が高くなり、緑内障をおこすことがあります。短期間の使用であればステロイド薬の中止とともに眼圧も下がるので心配ありませんが、長期の使用では定期的な眼圧チェックが必要です。

照射ズレ

レーザーの照射がずれると不正乱視をきたし、良好な視力を得られなく可能性があります。
当院では手術中の目の動きを自動的に追尾する3Dアイトラッキングシステム(ActiveTrack TM)により、照射ズレを防止しています。当院ではウェーブフロント・レーシックにより、他院で照射ズレによる不正乱視を生じた症例の再手術にも対応することが可能です。

角膜拡張症(ケラトエクタジア)

角膜を過度に薄く削った場合、薄くなった部分が前に飛び出してくる可能性があります。これを角膜拡張(ケラトエクタジア)といい、強度の乱視や近視化を引き起す原因になります。
そのため、手術前の検査で角膜厚が十分にある人しかLASIKを受けることができません。

 老視について 

加齢に伴う調節力の低下

年齢が進むと、水晶体のレンズ(水晶体)の厚みを調節する毛様体筋の働きが衰え、調節力が低下し、近くのものにピントがあわせにくくなります。一般的には「老眼」と言われています。



40才を過ぎて老視が進んでくると・・・

正視の場合では、老視の進行とともに「遠くはよく見える」が「手元が見えにくくなる」ので、近用眼鏡(いわゆる老眼鏡)が必要になります。

近視を手術治療しなかった場合では「裸眼だと手元はみやすい」ですが、メガネやコンタクトレンズで「遠くをよく見える」ようにした状態では、老眼の進行とともに「手元が見えにくくなる」ので、遠用と近用の度数を使い分けたり、手元をみるのにメガネやコンタクトレンズを外したりする必要があります。

手術で「軽度の近視」にあわせることもできます。

40才以上の老眼年齢の方では、手元が比較的楽に見えるように
完全矯正にせず、やや軽度の近視にあわせて手術をすることも
できます。どの程度にあわせると便利かは職業や生活環境によって
違います。事前に医師・カウンセラー・検査員によく御相談ください。


フタバ眼科

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