脈絡膜新生血管の成長を活発化させる体の中のVEGF(血管内皮増殖因子)という物質の働きを抑える薬(ルセンティス、マクジェン、アバスチンなど)を眼の中に注射することで、加齢性黄斑変性症の原因である新生血管の増殖や成長を抑えることが可能な治療法です。
加齢黄斑変性は網膜の中心部である黄斑部が障害されるため、視野においても中心部分の、もっともよく見ようとするものが見えにくくなり、進行すると、大きく視力が低下します。
欧米先進国において、成人の中途失明の主要な原因となっていますが、日本でも高齢者人口の増加や生活習慣の欧米化などに伴い、患者数が増加しています。


抗VEGF薬を眼内に直接注射することにより、新生血管の増殖や成長を抑制する治療法です。
現在、ルセンティス(ラニビズマブ)とマクジェン(ペガプタニブ)という2種類の薬がこの治療法に使える薬として、厚生労働省より認可を受けています。当院では、症状の程度や状態により、2種類のお薬を使い分けています。


ルセンティスおよびマクジェンによる”抗VEGF薬硝子体内注射”での治療は、健康保険適応になります。
マクジェンの場合
注射1回につき 3割負担の方 39,750円 1割負担の方 13,250円
(※注射当日の検査、処方箋料等を含む)
通常の場合、まず6週間おきに3回注射をおこない(1年に最大9回まで)、効果をみて継続するか中止するかを医師が判定します。
ルセンティスの場合
注射1回につき 3割負担の方 55,590円 1割負担の方 18,530円
(※注射当日の検査、処方箋料等を含む)
通常の場合、まず4週間おきに3回注射をおこない、効果をみて継続するか中止するかを医師が判定します。




