「第1回 ganden 眼科電子カルテ ミーティング」 抄録集

タイトル 使って楽しむ電子カルテ(ダイナミクス+α)
演者名および所属施設 眞鍋洋一 (まなべ眼科クリニック) 
発表形式 発表のみ
抄録本文 紙カルテを電子化しただけでは、電子カルテとは言わない。また、市販の電子カルテを使わされていては、何も楽しくない。
今回は、いかに楽しんで電子カルテを使うかを、当院のシステム(ダイナミクスをメインに、画像ファイリングはメディネット、RS_Baseによる他のファイリング、ドクターキューブの予約システム)を紹介し考えてみたいと思う。
関連URL http://


タイトル 当院におけるIT化の現状
演者名および所属施設 新見浩司 (新見眼科)
発表形式 展示と発表
抄録本文

現在、当院で使用しているシステムは
1)ステイタスモニター(患者の待ち状況&ワークフロー管理)
2)Medinet電子画像ファイリング
3)Medinet-T 検査数値データファイリング
4)診療文章作成アシスタント
 以上 (株)サンコンタクトレンズ医療システム事業部
  http://homepage1.nifty.com/sun-con/
5)IsowDAS for HFA(ハンフリー視野計データファイリング)
 以上 (有)イゾウ
  http://www.isow.co.jp/pdf/brouchure0212.pdf
  http://www.isow.co.jp/pdf/proposal.pdf
6)手術映像のHDD記録&ネットワーク参照システム 
7)手術予定管理システム
 以上 当院オリジナル
などから構成されている。
  現状はまだ紙カルテとの併用であるが、紙媒体と電子化のそれぞれ効率の良い面を活かした構成としている。今回はさらなるIT化・効率化をめざし、現在開発中の電子カルテとのリンクを試みたので、その件を含めて報告する予定である。

関連URL http://www.ocular.net/niimi


タイトル データベース化されたカルテの利用法
演者名および所属施設 倉渕信哉  (くらぶち眼科)
発表形式 発表のみ
抄録本文 開業医におけるカルテのデジタル化は優先される課題となりつつあり、新規開業における電子カルテの導入を含め、診療所レベルでのIT化は急速な勢いで伸びていると推測される。
 昭和61年10月、病床数7床の有床診療所として開院。開院当初よりカルテのデータベース化に取り組んできた。平成12年5月、新築移転を機会に独自のシステムを新たに構築し、現在手術は行っていないがデジタルクリニックを前面に出した無床診療所として再スタートした。
 今回実際の日常診療でのデジタルカルテの活用を紹介し、患者データのデータベース化の有用性について発表予定である。また、パソコンの使えないスタッフにも操作ができる入力システム(眼底カメラ・細隙灯写真の画像ファイリング、レフ・ケラト・ノンコンからの自動取り込み、視力検査結果入力、視野ファイリング等)の開発もその教育にかかる費用や時間を考えれば必要な作業であろう。このような入力系における当院の工夫も紹介したい。CSVといった保存形式を意識しており、将来標準化されるであろう電子カルテに対してもXLMを使って移植させられる体制で臨んでいるつもりである。
 今回新たに導入した視野計ファイリングについてはメーカーからの紹介を予定している
関連URL http://


タイトル 総合病院の眼科のIT化
演者名および所属施設 綾木雅彦 (昭和大学医学部藤が丘病院眼科)
発表形式 発表のみ
抄録本文

総合病院では複数の診療科が電子カルテを共有することになるが、それによる長所と短所がある。
長所は、他科のカルテが参照できるため、容態が把握できること、薬剤の重複などの事故防止、予約などで診療の便宜をはかることができることなどである。
一方短所として、共通のソフトでは眼科は入力も参照もうまくいかないようであり、それには2つの理由があるようだ。ひとつは検査内容である。血液検査やエックス線などの中央検査部門よりもむしろ自科検査や眼部画像情報が多い眼科は、中央システム内で作業すると容量と速度の問題がおこる。そのため眼科用画像ファイリングシステムなどを所有してその一部のみを全体のカルテに掲載する方式をとっているところが多い。二つ目は外来患者のフローである。電子カルテシステムには同時に患者管理システムが入っていることが多いが、診察前に視力視野検査、散瞳などがあり、予約時間や診察時間が患者側の予想と大幅にずれることがある。この患者フローの問題で受付や会計手続き、予約や待ち時間クレーム処理などでトラブルがおこりやすくなる。
眼科に特化したカルテで市販されているものはまだ少なく、一方総合病院用の電子カルテはどのソフト会社もどの病院も大同小異である。処方や処置などのセット入力機能はあるので、その範囲内で科独自のメニューを構築していくのがよいであろう。紙併用というのも一法である。肝心なのはチームワークとトップのリーダーシップである。

関連URL http://www2.convention.co.jp/miraigata


タイトル 大阪大学眼科におけるIT化の取り組み
演者名および所属施設 前田 直之  (大阪大学大学院感覚機能形成学)
発表形式 発表のみ
抄録本文 大阪大学眼科のIT化は、インターネットの活用、画像ファイリングシステムの構築、PDAの活用が3本柱となっている。
 インターネットは、1995年にサーバーと医局内LANを構築し、メールを使用開始し、ホームページを公開した。画像ファイリングは、2000年より光ファイバーとギガビットイーサーを用いたシステムを運用している。またPDAは2001年より全員に配布している。
 本講演では、これらIT化の試みの変遷とその現況を報告させて頂く。
関連URL http://www.ophthal.med.osaka-u.ac.jp/www/index02.html


タイトル 兵庫県眼科医会におけるORCAの取り組み
演者名および所属施設

小澤孝好 (兵庫県眼科医会常任理事)
山中弘光 (兵庫県眼科医会副会長)
向井 章  (兵庫県眼科医会会長)

発表形式 展示と発表
抄録本文 平成13年より、兵庫県において試験運用を開始したが、Ver 1.0版より安全に使用できることが確認され、眼科領域での普及をめざし啓発活動を開始した。その経過からORCAプロジェクトに対する当会の考え等について報告し、ORCAの実演も行う。
関連URL http://ozawa.or.jp


タイトル LAN型電子カルテの使用経験とその限界
演者名および所属施設 丸尾 亨 (丸尾眼科医院)
発表形式 展示と発表
抄録本文 筆者は3年以上に亘り、自作のLAN型電子カルテ(www.systemowl.com)を使用してきた。
このシステムは Microsoft(MS) NT server 1台とMS Windows クライアント9台から構成されるもので、(1)オーダリングシステム (2)オートレフ、ノンコンなどのオンライン データ取得 (3)スリットランプや眼底カメラの画像ファイリング (4)コンタクトレンズ管理 (5)窓口会計 (6)レセプト作成 などを可能とする電子カルテ システムである。
使用期間中に致命的なトラブルは経験せず、ほぼペーパーレスの診療形態を維持している。

このシステムを使用した結果、(1)受診者への正確な病状説明が可能 (2)診察者以外でも解りやすいカルテ記載 (3)検索への貢献 (4)カルテなど保管スペースの節約 (5)医療データの部分的な再利用 (6)転記ミスの減少 などの利点が得られた。
欠点としては、(1)PCシステムの維持管理 (2)レセプトシステムの変更に関する対応が必要 (3)マイナーなトラブルに対する技術の取得 などが挙げられる。

以上のように、多くの利点があるにも拘らず、LAN型電子カルテと手書きカルテを比べた場合、電子カルテの明らかな優位性を筆者は証明できていない。
その最大の理由は、LAN型電子カルテシステムでは保存された医療データはLAN内だけの利用に制限されるために、データの再利用に大きな制限があるためである。
LANを越えての接続のために、XML(HL7、MML etc)があるが、無秩序に増殖した電子カルテ間のデータ転送はきわめて困難が予想される。

何時でも何処にいても、受診者の医療データの全てを診る事できる。このことが電子カルテの最大の利点だと思われる。そのためにはデータベースを共有しなければならないが、この手段としてWEBサーバー型のシステムが考えられている。ブロードバンドの普及によるインフラやMSの.NETなどによる開発環境が整いつつある現在、他の業種ではWEBサーバー型システムが普及しつつある。
LAN型電子カルテの3年間使用を総括するとともに、共有型電子カルテをWEBアプリケーションとして試作したので紹介する。

関連URL http://www.drnet.jp/gakkai/2003-me/

タイトル 電子カルテを利用したPOMRおよび眼科画像解析
演者名および所属施設 加藤宗彦  (加藤アイクリニック) 
志和利彦  (日本医科大学眼科)  
植村研一  (加藤病院脳外科)   
発表形式 発表のみ
抄録本文 目的と方法:診療録を単に問題リストを列挙してSOAPを記載する普通の方法では、医学的問題(M:Medical Problem)のみの解決に終わり易い。当院では、医学的問題に加えて精神的(P:Physiological Problem)・社会的(S:Social Problem)問題点すべてを記録することで、患者の抱える問題の背景についても理解するように努め、納得と同意を得た医療およびケアを行うように心がけている。電子カルテを使用することで、このような問題志向型カルテ記載法(POMR:Problem Oriented Medical Record )を実践することが可能と考えている。診察所見記載の面から見ると、細隙燈顕微鏡や眼底カメラの画像を短時間で多数記録できることから、一般的に診察所見にはこれらの写真を添付している。無償の医療画像解析ソフトであるSion Imageを利用することで、緑内障における陥凹面積/視神経乳頭面積(CA/DA)比を計算したり、頭部CT水平断を重ねた後に冠状断や矢状断を作成して解析することも可能である。SOAPおよびMSPは診察中に職員に記載させ、これを医師がチェックしている。診察所見は医師自身が記録している。この他、当院で通常行っている手術所見の記載方法や、電子メールを用いた他院への紹介状などについても紹介する。
利点と欠点:パソコンを用いて記録しているので、多くの情報を読みやすい文字で記録でき、過去の診療内容も説明しやすい。画像の保存や解析が容易になる。POMRを行うことで、疾患のみならず、患者自身をより深く理解することができる。しかしながら、これらを実践するには訓練が必要である。
まとめ:電子カルテを使用することで、画像解析が容易になった。また、POMRにおいても有用であり、患者との相互理解が深まった。その結果、症状に診断をつけ、治療を行う医療から、患者のケアの一環に治療を行う医療への意識改革がなされた。診療録を電子的に記録することはあくまでひとつの手段であり、それを患者のケアや診療に役立てることが大切であると考えた。
関連URL http://


タイトル 眼科専用電子カルテの作成と運用
演者名および所属施設 坪井 俊一  (つぼい眼科クリニック)
発表形式 発表のみ
抄録本文 近年のコンピュータ技術の進歩に伴い、医療分野の電算化も急速に進んでいる。診療所レベルではまずレセプトの電子化に始まり、次に画像ファイリングシステム、さらには電子カルテの本格的な普及黎明期に入っている。
 今回報告する電子カルテ及びレセプトシステムは、既存のシステムを改良したものではなく、眼科用に一から自作をしたものである。作成に利用したアプリケーションはファイルメーカー社製のファイルメーカーver6.0である。眼科特有の視力、眼圧、その他の所見を効率よく入力し、またその履歴を簡単に閲覧できるように作成した。レイアウト画面や入力形式などを自由に組むことが出来る点で自作のメリットがあると考える。
関連URL http://homepage.mac.com/tuboi/ganka.html


タイトル 新規眼科開業に際して導入を計画している電子カルテシステムの構成と概要
演者名および所属施設 鳥飼治彦 (とりかい眼科クリニック )
相原輝夫 (株式会社ピーエスシー)
増本健二 (株式会社アーガスBMC)   
発表形式 展示と発表
抄録本文

目的;2003年10月1日新規眼科医院を開業するにあたり、電子カルテの導入を計画した。医院は無床で一般眼科診療、白内障を中心とした日帰り手術、コンタクト、眼鏡の処方と併設施設での眼鏡作成および販売を行う。採用する電子カルテは1)ペーパレスである、2)安価である(レセコンより低価格か同程度)、3)紙カルテと同様なことができる、4)個人でのカスタマイズが容易である、5)画像ファイリングシステムとリンクできる、6)開発会社が眼科のニーズを理解し、随時フィードバックしてくれるなどを基準とし選定した。
方法;電子カルテは株式会社ピーエスシー社のREMORA、画像ファイリングシステムは同社が開発したClaio,レセコンは日医のORCAを使用した院内統合システム(以下REMORAシステム)で構成されている。当院で採用するREMORAシステムはREMORA・ORCA用のサーバー2台、Claio用のサーバー1台と総合端末15台前後、プリンター、スキャナーなどで構成されている。開発言語はREMORAがJava、ClaioがC言語で親和性を持つ構成とした。
入力はSOAP形式とし、事前に登録する語彙や文章がテンプレートとして簡単に利用できるようになっており、医師自身のカスタマイズにも容易に対応している。また、予め登録していたシェーマに絵や文字を入力することも可能である。画像系眼科検査機器の接続はファイリングシステムClaioと直接連携する仕様であり、ファイリングされた画像は容易な操作でカルテへ添付することが出来る。現在REMORAシステムに眼科専用インターフェイスの追加を行っているが、高次元の安定性を保持しつつカスタマイズを行うことは一朝一夕には行えない。開院時に使用上問題のないレベルまで仕上げる予定であり、実際の運用において順次機能の追加や改良を行う予定としている。これらの電子カルテ運用には「電子媒体保存の三原則」を充分満たしている。
考察;現在、眼科における日常診療においてカルテ記載、画像ファイリング、オーダリング、レセプト処理等が必要であり、電子カルテシステムにおいては、それらが互いに高次元でリンクし、シームレスに日常診療が完結するプロトコールを有する必要がある。眼科分野においてそのインターフェースの特殊性から電子カルテに不向きな科であると考えられている。しかし、画像データや数値データが多い、白内障手術のデータベース化が可能、処方や検査の特殊性、シェーマを多用する事などを考えると実際は最も電子カルテ化が必要な科と言えよう。ニーズに合った眼科用電子カルテが完成すれば、多くの利益をもたらすことが出来る。医療情報の電子化を考える際、価格、利便性、今後法的整備が行われる事も視野に入れたバランスの良いシステムの選定開発が必要であり、行政サイド、開発サイド、医療現場サイドの協力が不可欠である。またこの作業は眼科のためにだけではなく、各科に適合するよう自由度の高いカスタマイズが可能となることも設計に組み入れる必要があり、そのことがより困難と考えられる総合病院での導入運用を可能とする。
まとめ;とりかい眼科クリニックで導入を予定しているREMORAシステムは、開発基本思想や展開スタイルとして最も進化した電子カルテのひとつであるが、今後解決すべき改良点も多くある。しかし、開発ベンダーの技術力と我々のチームの情熱を考えればきっと克服できると予想できる。近い将来紙カルテにかわる眼科用電子カルテが完成すると考える。

関連URL http://www.hos.ne.jp/


タイトル ドクターソフト周辺の工夫
演者名および所属施設 下分章裕(しもわけ たかひろ) しもわけ眼科
発表形式 発表のみ
抄録本文 ドクターソフト(以下DRS)では患者と診療の情報をユーザーが比較的簡単に取り出すことができる。商用ベースでDRS周辺のアライズ商品が多数存在するが、それらは機能に比してコストが高く、容易には導入しがたい状況である。そこで市販ソフト等を用い画像管理や紹介状データベース作成などの試みを行った。
関連URL http://www.simowake.com/


タイトル 眼科診療所のIT化
演者名および所属施設

濱田恒一 (医療法人 ハマダ眼科)

発表形式 展示と発表
抄録本文 当院では1999年8月に電子カルテ「ドクターソフト」を導入したが、導入後4年を経過した現在も、紙カルテを使用しつつネットワークされたレセコンとして使用している。「ドクターソフト」のネットワークされたレセコンとしての使用はとても便利で、無理なく使えて気に入っている。1999年4月22日の診療録等の電子媒体による保存に関する厚生省通知以来、診療所のIT化が即電子カルテの導入を意味するようになっているが、現状では診療所のIT化と電子カルテ導入とは別物として議論されるべきだと考えている。
診療所のIT化は、目的を明確にした上で利用価値の高い部分から導入し、あとは無理のない形で順次進めていくべきものである。当院では過去10年間紙カルテを使用しつつ、93年にビデオシステム、96年に画像ファイリングシステム、97年に病歴管理にターミナルデジット方式(TDF方式)を導入し、99年に電子カルテ(ネットワークレセコンとして利用)、2001年にグループウェア、患者さん管理システムと順次導入してきた。これら日常診療に使用しているシステムにつき、導入時期順に、@導入目的、A導入効果、B操作性、C利点、D欠点、E使用機器およびソフトウェアについて述べたいと考える。
関連URL http://www.eye.or.jp


タイトル 画像ファイリングシステム コーワVK−2の紹介
演者名および所属施設 市橋 直  興和(株)ライフサイエンス事業部企画部
発表形式 展示と発表
抄録本文 1.はじめに
VK−2は、主にスリット画像、眼底カメラ画像等ビデオ出力が可能な眼科検査機器からの画像をファイリングすることを目的に開発された。ソフトウエアは、画像を取りこむキャプチャー機能、インフォームドコンセントに使用する画像表示機能、得られた画像を拡大したり明るくしたりする画像処理機能、様々な検索機能を持ったデータベース機能を柱としている。
1. 特長
・ 画面上のアイコンをタッチするだけで画像取り込みから患者への説明まで可能なタッチパネル対応
・複数の画像機器からの入力切替が画面上のアイコンで簡単に切替え可能
・ 健常者の画像や疾患のある画像を予め参照画像として登録しておき、患者の画像と並べて比較できる参照画像表示機能
・ 2,4,6,9,12,16画面のマルチ画面表示
・ 部分拡大、赤緑青の各色単色表示、自動コントラスト調整等各種画像処理機能
・ ID、氏名等のワイルドカード検索、日付によるはさみ込み検索、本日の患者の抽出等充実した検索機能
・ 画像のスキャナ等からのインポート、メール出力・メディア出力等のエクスポート機能
2. 画像取込の一例(眼底カメラ接続)
一般的に蛍光撮影の際、画像ファイリング側で蛍光撮影モードにする操作が必要だが、VK−2は眼底カメラのタイマーボタンと同期しており、タイマーが押されると自動的にモノクロ撮影モードに切り替わり、眼底画像には撮影時の経過時間が画像として書き込まれる。撮影者は画像ファイリング側の操作から開放されるため撮影に集中できるメリットがある。また、最近、高解像度イメージングが普及してきており興和社製210万画素カラーCCDカメラ KD-211C、210万画素3CCDカメラ KD-630Cに対応している。
3.その他関連ソフト
・ VK−2のキャプチャー機能を外した閲覧専用のビューアソフト。これはVK−2とネットワーク接続した医局等のパソコンで画像データを閲覧する時有効である。
・ 様々な眼科検査機器(レフケラ、ノンコン、レンズメーター等)の計測データを管理する数値入力ソフト。視力等は手入力する必要あるが、データ出力機能のある検査機器は自動的にデータを送ることが可能。
・ 自動視野計コーワAP−5000用解析ソフト。MD,PSDの経時変化グラフ機能、眼底像と視野のデータを並べて表示する機能がある。
・ 眼底画像のパノラマ自動合成ソフト。隣接画像をシート上に置くだけで自動的に位置合わせ。
・ 病院向けにSQLサーバーを使い大容量データに対応したVK−2サーバー。
・ 医用画像の国際標準規格であるDICOMオプション等がある。
その他、各社電子カルテ、レセプトコンピューターとの連携も順次進めている。
以上のようにVK−2はスリットランプや眼底カメラ単体との接続だけでなく様々なアプリケーションソフトや眼科検査機器と連携、接続することができ、施設の規模やニーズに合ったネットワークシステムの構築が可能である。
3. まとめ
今後、医療の電子化が推進されるなかで、電子カルテ等院内の電子システム、各社眼科アプリケーションとの連携、電子カルテメーカーがサポートできない眼科検査情報、各疾患毎のテンプレート開発等、眼科診療に特化した使いやすく、患者側からも理解されやすいインフォームドコンセントを重視したシステムを提案して行きたいと考えている。 
関連URL http://www.kowa.co.jp


タイトル 眼科用画像&データファイリングシステム NAVISの概要と特徴について
演者名および所属施設 小林正彦  (株)ニデック医療システム開発 課長 
発表形式 展示と発表
抄録本文 : 電子カルテシステムと連携可能な眼科部門システムとして
実績を上げていますNAVISについて、その概要と特徴及び導入事例等を紹介致します。

画像ファイリングシステムから発展して来ましたNAVISは、
現在、眼科診療を支援するための機能を包含しつつあります。
特徴として、屈折機器などの検査データ自動取り込み・カラー眼底画像を始めとする
多用な画像取り込み機能・その他視野計など各検査機器の検査データの
収集機能等を有しています。いずれも、当社製・他社製を問わず接続可能であります。
また、機器から自動入力出来ないデータや診療内容記録については、
柔軟にカスタマイズ可能な入力テンプレート機能による
容易で効率的な入力補助機能を備えています。

その他、各社レセプトソフトシステムとの接続・オーダリングや電子カルテなどの
病院システムとの接続など多用な機能を備えています。
NAVISでは、これら収集・入力したデータを患者様毎に時系列に保管し、
診療レポートとして簡易に参照する事が可能であります。
NAVIS WEBサーバーを導入する事でNAVIS以外のPCからNAVISの検査データ、
レポートを閲覧する事も可能であります。

今回は、これらNAVISの諸機能をその使用例を交えてご紹介させて頂きます。
関連URL http://www.nidek.co.jp/


タイトル TOPCON 眼科向け電子カルテの試み
演者名および所属施設 加藤 憲 (株式会社トプコンメディカルジャパン システム部)
発表形式 展示と発表
抄録本文 眼科では、診療形態において他科との大きな較差があり、一般診療科向け、汎用の電子カルテ
では運用が難しく、眼科における電子カルテ導入を阻害する大きな要因となっている。
今回トプコンでは眼科専用の電子カルテの開発をおこなったので発表を行う。
診察前検査である、レフケラトメーターによるレフデータ、ケラトデータ、又レンズメーター
による、眼鏡データの取り込み。
これらのデータを元とした自覚視力検査データの入力。
ノンコンタクトトノメーターによる眼圧データの取り込み。
これらの診察前検査のデータをカルテに自動登録する機能。
また眼底カメラ、フォトスリットランプをはじめとする、画像データの撮影保存機能
視野検査、斜視弱視検査、色覚検査等の詳細検査についても、検査機器からのデータ取り込み
、また専用テンプレートによるデータ入力機能を可能とした。
カルテ記述についてはペンタブレットによるシェーマ入力、所見入力。これらObjective Data
の記載以外に、標準的なカルテの形式であるSubjective Data・Assessment・Planに基づき
カルテの形態を作成した。
またレセプトコンピュータ、予約システム、入院看護システム等、他のシステムとの連携につ
いても考慮したシステムである。
関連URL http://www.topcon.co.jp/


タイトル 画像ファイリングシステムMedinetの特徴と開発方針
演者名および所属施設 丸山節郎 (株)サンコンタクトレンズ医療システム事業部
発表形式 展示と発表
抄録本文  画像ファイリングシステムMedinetの役割は、第一に画像を利用した患者さんへの
説明用であり、第二に通常はカルテに貼付される各種検査結果をコンピュータのデー
タベースに置き換えるツールだと考えています。
 眼科診療の大きな特徴は特有な検査がきわめて多いことですが、電子カルテ導入に
際してこの検査結果の入力を如何に行うか?の解決策として、画像ファイリングへの
関心が高まっているものと思われます。各種検査結果を電子カルテに入力する際の
“関門”はa)検査結果をコンピュータに入力するb)入力した結果を電子カルテ上
で利用できるようにする の二つですが、Medinetはa)については@〜Bの、b)
についてはCの方針で臨んでいます。
@検査機器のメーカー・機種・新旧を問わず、コンピュータへの接続のために最大限
努力する。:実績No1と自負しています。
A入力に当たっては最小限の(できれば従来よりも少ない)手続きで実行できるよう
にする。
B入力用コンピュータについて安定化及び小型化を追求する。:そのためにオリジナ
ル機種を用意するようにしました。
C電子カルテについてもメーカー・機種を問わず、ジョイントのため最大限の努力を
尽くす。:理想的には画像ファイリングと電子カルテ間でデータの自動エキスポート
・インポートを行うことと思いますが調整がむづかしく、現状では電カル側で表示さ
れる患者IDをMedinetがトレースして連動表示する形態をとっています。
関連URL http://homepage1.nifty.com/sun-con/


タイトル マッキントッシュベースの画像ファイリングシステム
演者名および所属施設

小西穣 (プログラマー) 株式会社ピーフォーメディック

発表形式 展示と発表
抄録本文 医療現場には静止画像だけでなく、多くの動画記録が存在する。眼科に於いても、手術記録やICG記録などは、ほとんどの施設がビデオ媒体にその記録を保存している。今回、我々は動画機能に優れたアップル社マッキントッシュコンピューターをベースとした画像ファイリングシステムを開発し、医療現場に合わせた様々な取込み方法で、静止画と同様に動画をデジタル保存出来るようにした。また、電子カルテとの連携については、同じマッキントッシュベースの他社製の電子カルテとの併用実例を具体的に紹介する。
関連URL http://www.p4med.co.jp

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