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IPL(新しいドライアイ治療)

治療方法

マイボーム腺機能不全を改善する新たな治療法として、IPL(Intense Pulse Light)治療が登場し、海外の学会等でその効果が次々と報告され、注目を集めています。
当グループではいち早く、関西で初めて「ルミナスM22 IPLシステム」によるIPL治療を導入しました。

「ルミナスM22 IPLシステム」は、FDA(アメリカ食品医薬品)においてマイボーム腺機能不全に関連するドライアイ治療として唯一、適応承認されている治療器です。さらに2023年6月23日、厚労省においてマイボーム腺機能不全(MGD) の治療に対する適応承認されました。

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ルミナスM22 IPLシステム


  • 【施術前】ルミナスM22 IPLシステム
    マイボーム腺の出口が詰まっており、十分な油分がでておらず汚れている。
  • 【4週間後】ルミナスM22 IPLシステム
    出口の目詰まりが解消されており、きれいな油分が眼表面を覆っている。

治療の前に

  • まずIPL治療の適応があるかどうか、事前に検査・診察をおこないます。
  • IPL治療の適応と判断された場合、具体的な治療の流れや注意事項について詳しく説明した上で同意いただき施術をおこないます。
  • 治療直前にメイクや基礎化粧品をすべて落とします。
  • 眼周囲に毛が生えていると毛に反応して痛みを感じやすくなるため、施術前に一部の剃毛もしくは脱毛をお勧めする場合があります。
  • IPLを当てる場所にホクロがあるときはパッチシールを貼ってカバーします。

治療の流れ

  • 専用のアイマスクをつけて顔に密着させます。
  • 下まぶたの下部に水溶性ジェルを塗ります。
  • 頬から瞼の下、鼻にかけて数回フラッシュします。
  • ジェルを拭き取り目のまわりを洗浄して終了します。
  • IPLの刺激により、マイボーム腺の分泌がよくなります。治療効果は個人差はありますが、速やかに現れ、その持続時間は回数を重ねるたびに長くなります。

※所用時間 約10分

ルミナスM22 IPLシステム

施術後の注意事項

  • 治療後、短期間皮膚が赤みを帯びやすくなります。ほとんどの場合、2~3時間で元に戻ります。
  • 皮膚の弱い方など、まれに浅達性熱傷によるはっきりした赤みやヒリヒリ感がしばらくでる場合があります。
  • 治療後約2週間は紫外線に当たるときは照射部位に日焼け止めクリームを塗ることをお勧めします。
  • 洗眼、入浴、化粧等、日常生活上の制限は特にありません。

費用

施術1回につき 片眼 3,850円(税込)
両眼 7,700円(税込)
初回受診時
初診料5,500円(税込)+ 適応検査5,500円(税込)が別途必要です。
2回目以降
再診料2,200円(税込)が別途必要です。
※投薬が必要な場合や他の検査が必要な場合などは上記以外に別途自己負担が必要です。

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