レーシック

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手術は痛くないのですか?
点眼麻酔により、痛みはほとんどありませんが、手術中は器具で目を大きく開いた状態で手術をしますので、目を触ったり軽く押さえられたりする感じや薬がしみる感じがすることはあります。
強く目を閉じようとせずに楽に目を開き、医師の指示した方向をみるようにしていただくと早く終了します。もし、途中で痛みを感じる場合は途中で麻酔を追加することもできます。手術後は麻酔がきれると軽い痛みや異物感を感じる方もありますが、時間とともに軽快します。
手術中はものが見えるのですか?
手術中は顕微鏡の照明が眩しく、ぼんやりとした視野の中で目の前で陰が動いているように感じます。手術器具や術者の手がはっきり見えるわけではありません。
手術後どれぐらいで視力が安定しますか?
手術直後から視力改善を体感できますが、手術当日は、ややぼんやりした感じの見え方になります。徐々に安定してきますが、手術当日はなるべく目を閉じて休むようにされた方がいいでしょう。
最終的に視力が安定するのには個人差がありますが、ほとんどの方が翌日から数日以内にほぼ安定した見え方になります。ただし、目の状態が完全に落ち着くまでの約1ヶ月間は点眼加療が必要です。
レンズが目の中で割れたり、ずれたりすることはありませんか?
ICL™の場合、虹彩と水晶体の間に固定されるため、他のフェイキックIOLに比べ、強い衝撃に対しても比較的安定しており、ずれることはまずありません。ICL™はソフトコンタクトレンズのような柔軟な素材でできており、目の中で割れたり破れたりすることもありません。
レンズが曇ることはないのですか?一生いれたままで大丈夫ですか?
数十年以上にわたって安定する耐久性や生体適合性にすぐれた素材からできているため、一生いれたままでも大丈夫で、レンズが汚れたり曇ったりすることもありません。もし将来に老人性白内障になって手術が必要になった場合、予期せぬ何らかのトラブルを生じた場合でも、手術で小さな切開創から比較的簡単に取り出すことが可能です。
他のフェイキックIOLと比べて何が違うのですが?
フェイキックIOLには大きく分けて、「前房型(虹彩支持型)」のARTISAN™およびARTIFLEX™と、「後房型」のICL™があります。
“前房型(虹彩支持型)”の場合、虹彩をクリップして固定しますが、虹彩のクリップした部分が萎縮したり強い外傷を受けたりするとレンズがはずれることがあること、角膜内皮面に近いため、長期にわたって角膜内皮細胞への影響(5年間で平均8.3%減少)がみられることがあること、切開創を大きくしないといけないので、手術後に乱視が残りやすいことなどの欠点があります。

“後房型”の場合(ICL™)、レンズは虹彩と水晶体の位置するため、角膜内皮への影響が少なく、レンズの固定もしっかりしているため、レンズがずれてしまうといったトラブルは起こりません。水晶体に近い位置にあるため、当初は白内障の発症が懸念されていましたが、デザインの改良により第4世代のICL™以降は白内障の発症がほとんど認められなくなりました(発症率0.4%)。切開創も小さく済むので新たな乱視を生じることもなく、光学的な特性も優れています。また、ICL™は日本国内での治験を経て平成22年2月に厚生労働省に認可されましたが、ARTISAN™およびARTIFLEX™は未認可です。 そのため、当院では後房型フェイキックIOLである”ICL™”を採用していますが、前房型フェイキックIOLの導入は現在のところ見合わせています
”Zレーシック+”と”ICL™”のどちらが良いのですか?
我々の施設での見解ですが、
「6D以上の強度近視で残存角膜厚に余裕のない場合」には”ICL™をお勧めします。
「6D以下の近視で角膜厚に余裕がある場合」には Zレーシック+をお勧めします。
6D以上の強度近視の場合は度数が強くなるほどICL™の方がZレーシック+に比べて光学的な特性に優れていますが、逆にそれ以下の軽度~中等度の近視であると理論的にも両者の差はほとんどありません。

また、軽度から中等度近視眼に対する細かい度数調整はZレーシック+の方が優れていますし、現在のところICL™手術は6D以上の強度近視のみを対象として厚生労働省の認可がおりているという点もあります。

「非対称性の乱視がある場合」はICL™では十分に矯正できず、ウェーブフロント照射(カスタムビュー)を用いるZレーシック+が必要になります。そのため、「強度近視かつICL™で矯正しきれない乱視がある場合」は、まずICL™をおこなったあと、残余乱視をZレーシック+で矯正する”タッチアップ”という方法をとります。また、左右の度数差が大きい場合は、片眼にZレーシック+、もう片眼にICL™をおこなうといったことも可能です。  どれが良いかは個人差があるため、眼鏡、コンタクトレンズ、オルソケラトロジー、その他の選択肢を含めて、それぞれの目の特性にあったベストと思われる方法を医師よりアドバイスいたします。

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