経験豊富な医師が相互に協力しあい、最新の手術機器や検査機器を駆使することで、緑内障や糖尿病性網膜症といった合併症のある手術の難しい方でも対応可能です。
緑内障を合併している場合、通常の白内障手術だけでも眼圧の下降が期待できる方もおられますが、
眼圧コントロールが難しいことが予測される場合は白内障及び緑内障の同時手術をおこないます。
緑内障の手術術式は線維柱体切除術(マイトマイシン使用)、線維柱体切開術、隅角解離術、毛様体光凝固術など、
緑内障のタイプや目の状態にあわせた適切な方法を選択します。
場合により、虹彩光凝固術、隅角光凝固術などのレーザー治療を手術前後に併施しますが、当院ではSLTによる隅角光凝固術をいち早く導入し、
適応可能な症例には積極的に治療をおこなっています。
糖尿病網膜症を有する場合、まず血糖コントロールを適切におこない、かつ、できるだけ網膜症の活動性を抑えることが必要です。
血糖コントロールに関しては、かかりつけの内科の先生方と連絡を密に取り合い、HbA1C8.5以下を手術適応の基準にしています。
糖尿病網膜症の活動性を調べるために
蛍光眼底撮影および
3D-OCT(当院が関西で初めての導入施設です)をおこないます。
特に3D-OCTは黄斑浮腫等の詳細な評価が可能で、白内障手術にあわせて網膜硝子体手術、ケナコルト硝子体内投与等の治療の適応の判断に威力を発揮します。
手術前後に網膜症の活動性を抑えるために、網膜光凝固術をおこなうこともありますが、当院では
マルチカラーレーザーを導入し、
術前の白内障による混濁や硝子体出血などがあっても、一般的なアルゴンレーザーによる網膜光凝固術と比べて長波長のレーザー光を網膜に到達させることが
可能です。
また、当院は網膜硝子体手術に対応できるため、硝子体出血の強い症例でも白内障+網膜硝子体の同時手術によって、術中に
眼内レーザー凝固も可能ですし、
ケナコルト硝子体内投与などの治療も可能です。
重症の糖尿病性網膜症で腎不全を併発され、血液透析治療をされている方も少なくありませんが、当院では同ビル内の
神明クリニックや近隣の病医院との
連携による治療が可能です。