
レーシックは「近視」「遠視」「乱視」と呼ばれる屈折異常を矯正する視力回復手術です。

人間の目は、水晶体の周囲の「毛様体筋」が収縮してピントを調節します。

調節力を働かせていないとき(非調節時)はその人にとって一番遠くにピントが合います。 非調節時のピントの位置によって近視・正視・遠視が分類されます。





まず点眼麻酔をしたのち、マイクロケラトームもしくはフェムトセカンドレーザーにて、フラップ(ふた)を作成します。続いて角膜実質層にコンピューター制御されたエキシマレーザーを照射して1000分の1mm単位の精度で角膜形状を変えて、フラップを元に戻します。
手術時間は15分~20分。レーザーの照射時間はそのうちわずか数十秒程度です。回復が早く、術後の痛みもほとんどないため、視力は当日から回復し、入院の必要もありません。
こんな方にお勧めです
プロ野球、プロゴルファー、レーサー、マリンスポーツ、サッカー、ラクビー、格闘技、消防士、警官、自衛隊員、看護師、医師、湯気や埃の多い職場での 勤務の方など
当院ではZ-LASIK+の導入により、コントラスト感度や夜間視力の低下といった症状を極限まで軽減することが可能になりました。
また万が一、近視の戻りがでた場合でも生涯保障・視力回復保障制度により、再手術を受けていただくことが可能です。(ただし、残存角膜厚が少ない場合など、医学的に再手術が不適合と判断場合を除く)

以下の基準があてはまる方は原則として手術を受けることができません。

手術を受けていただくにあたり、以下の注意事項をご確認ください。

時間とともに軽快しますが、手術直後は全体的にかすみ・ぼやけ・まぶしさを感じたり、手元が見えにくかったりします。LASIKでは異物感・しみる感じは1~2日で改善しますが、epi-LASIKやPRKでは1週間程度で徐々に軽快していきます。手術当日から視力改善を体感できますが、年齢が高く、近視・乱視の強い場合は視力が安定するまでに1~2ヶ月を要することがあります。
手術直後から1~3ヶ月の間、目の乾きを感じる方が比較的多くおられます(5~15%)。時間とともに軽快しますが、程度にあわせてドライアイ治療用の点眼をしていただきます。
フラップをつくるときに眼球を強く圧迫するため、白目の血管から出血して、赤くなることがあります。 手術後1~2週間程度で自然に消失します。手術の結果や目への影響も心配ありません。
暗いところで光がにじんだり、まぶしかったり、光の周囲がぼんやりと見えたり、明るいところでも白っぽく輪郭があいまいに見えたりして、少し見にくさを感じることがあります。
元々の近視・乱視が強い方、暗所での瞳孔径の大きい方ほど、感じやすくなります。3ヶ月程度で徐々に軽減します。やや残る場合もありますが、慣れてしまえば日常生活にはほとんど支障ありません。

年齢が進むと、水晶体のレンズ(水晶体)の厚みを調節する毛様体筋の働きが衰え、調節力が低下し、近くのものにピントがあわせにくくなります。一般的には「老眼」と言われています。
正視の場合では、老視の進行とともに「遠くはよく見える」が「手元が見えにくくなる」ので、近用眼鏡(いわゆる老眼鏡)が必要になります。 近視を手術治療しなかった場合では「裸眼だと手元はみやすい」ですが、メガネやコンタクトレンズで「遠くをよく見える」ようにした状態では、老眼の進行とともに「手元が見えにくくなる」ので、手元をみるのにメガネやコンタクトレンズを外したり、遠用と近用の度数を使い分けたりする必要があります。
手術で「軽度の近視」にあわせることもできます。40才以上の老眼年齢の方では、手元が比較的楽に見えるように完全矯正にせず、やや軽度の近視にあわせて手術をすることもできます。
どの程度にあわせると便利かは職業や生活環境によって違います。事前に医師・カウンセラー・検査員によく御相談ください。

治療後、正視の状態になっても、しばらくして度数が変化して、やや近視側に戻ることがあります。
強度近視の人、ハードコンタクトレンズを長期間装用されていた方に多い傾向があります。その場合でも手術前の度数まで戻ることはまずありませんが、もし近視の戻りの程度が強い場合、あるいは低矯正・過矯正の場合は、角膜の厚みが十分に残っていれば再手術可能です。
当院で使用している機種によるカスタムビュー・レーシックによる近視矯正では1年後にも98%の人が1.0以上、残りの人も0.7以上の視力を維持しています。(米国FDA Clinical study 2003より抜粋)
手術中あるいは手術後に角膜表面の上皮が一部むけてしまうことがあります。以前に角膜に傷を入れたことのある方に起こりやすい傾向があります。程度によっては一時的に痛みが強くなり、視力の回復に時間がかかることがあります。
手術後早期に目をこすったり、強く目をぶつけたりするとフラップがずれることがあります。
すぐに整復すれば問題ありませんが、視力低下や感染の原因になります。
フラップ作成時にレーザー照射に十分なフラップが出来ない場合には3ヶ月以上手術を延期して再手術をおこないます。
過去に旧式のマイクロケラトームで施術した場合にはときどきみられた合併症でしたが、フェムトセカンドレーザーでは安全に手術ができるようになりました。
角膜上皮が完全に修復するまでの間は、無理をすると傷口から細菌が入って感染症をおこす可能性があるので注意が必要です。手術前後に処方する抗菌剤点眼薬を指示どおり使うようにしてください。
手術後から1週間ぐらいまでの間に発症するフラップ下に白濁が起きてかすみや視力低下をきたす合併症です。大半は点眼薬や内服薬の治療で押さえ込むことができますが、まれに悪化した場合はフラップ下の洗浄が必要になります。
IntraLaseFSによるイントラレーシックでは切開面の溶融や周囲組織への侵襲が強く、層間角膜炎をきたしやすいことが指摘されていますが、当院ではFEMTO LDVの導入により、層間角膜炎の発生を大幅に抑えることができました。
手術後、炎症をおさえるために使用するステロイド薬の副作用で眼圧が高くなることがあります。短期間の使用であればステロイド薬の中止とともに眼圧も下がるので心配ありませんが、高眼圧が続くと緑内障を発症することがあるため長期の使用では定期的な眼圧チェックが必要です。
レーザーの照射がずれると不正乱視をきたし、良好な視力を得られなく可能性があります。
当院では手術中の目の動きを自動的に追尾する3Dアイトラッキングシステム(ActiveTrack )により、照射ズレを防止しています。
当院ではカスタムビュー・レーシックにより、他院で照射ズレによる不正乱視を生じた症例の再手術にも対応することが可能です。
角膜を過度に薄く削った場合、薄くなった部分が前に飛び出してくる可能性があります。 これを角膜拡張(ケラトエクタジア)といい、強度の乱視や近視化を引き起す原因になります。そのため、手術前の検査で角膜厚が十分にある人しかLASIKを受けることができません。
いずれの合併症も治療により改善しますが、万が一生じた場合にすぐに適切な処置をおこなわず放置すると、視力障害などの後遺症が残る場合があります。決められたとおりにお薬を使用して、手術後の検診を指示どおり受けるようにしてください。

LASIKではフラップを作って角膜実質層にエキシマレーザーを照射しますが、Epi-LASIKはエピケラトームで角膜上皮のみを剥離して照射する方法です。Epi-LASIKは剥離した角膜上皮フラップを元に戻しますが、PRKは角膜上皮を除去する方法です。
どちらも約1~2週間で角膜表面全体が新たな細胞でおきかわって視力が安定します。
LASIKに比べると術後1~3日間は痛みを抑えるためのお薬が必要で、視力回復にもやや日数がかかりますが、角膜厚が不足している方、格闘技やハードなスポーツを職業とされている方に適した方法です
人工レンズを目の中の虹彩に固定する方法です。LASIK(レーシック)が困難な強度近視・乱視の方、角膜厚が不足している方にも適しています。再手術で人工レンズの取り外しや交換が可能です。

寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装用して近視を矯正し、日中を裸眼で過ごす手段です。毎晩装用しないと効果が持続しない、軽度から中等度の近視にしか適応できないなどの欠点がありますが、中止すると元に戻るので「手術が不安な方」「未成年などの手術のできない方」にはお勧めできる方法です。
当院ではフェイキックIOL・眼内コンタクトレンズ、オルソケラトロジーに関するご相談も承っています。 詳しくはスタッフにお尋ねください。