病診連携について
地域医療に根差す
私たち医新会グループは、自らの地域における役割・機能を明確に認識しながら、地域の様々な医療機関さまとのコミュニケーションを大切にし、ともに共生して地域医療に貢献することを目指しています。
当グループの特徴
一般的な保険診療のみならず、安全で効果的と思われる新しい治療方法や検査機器はできるだけ早く取り入れています。規模的に単一の施設では導入しにくい医療機器や治療法についても、グループ診療のメリットを活かしてそれぞれの得意分野をシェアしながら、幅広く対応できるように努力しています。
全施設で多焦点眼内レンズ手術、トラベクトーム、SLTレーザー、インプラント等の緑内障手術などの新しい治療をいち早く導入していますが、特に屈折矯正治療の分野では関西で初めてオルソケラトロジーを開始し、現在は県内で唯一フェムトセカンドレーザーを有する医療機関(※)として、レーシック・ICL(有水晶体眼内レンズ)なども積極的におこなっています。
また、医新会グループの各施設間で電子カルテの情報共有をおこなうため、新たに開発されたzC-Note統合ビューワー&名寄せシステムを導入しました。これにより、当グループ内での受診歴、カルテ記載内容や診断画像、検査データ・処方内容などを時系列に閲覧・把握できるため、4施設のいずれかを受診中の患者さまが急遽にグループの別施設を受診された場合でも円滑な対応が可能となりました。
患者さまのご紹介について
医新会グループの各施設ともにご紹介いただいた患者さまに関しては可能な限り迅速で丁寧な対応ができるように心掛けています。ただし各施設の特性上、ご紹介いただく内容によっては紹介先を選択していただきますよう、よろしくお願いします。
ご紹介いただく際、事前に電話やFAXなどをしていただく必要はありません。
患者さまに「診療情報提供書」をお渡しいただき、当日持参していただくのみで結構ですが、患者さまに下記の旨をお伝えいただけますと幸いです。
- レイクリニック・なかにし眼科クリニック、やまいけ眼科
- 事前に予約をお願いします。
- 新見眼科・フタバ眼科
- 予約不要ですが、診察時間・担当医のご確認をお願いします。
各施設で対応可能な診療内容
眼科一般診療(保険診療) | 全施設 |
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コンタクトレンズ・眼鏡処方 | 全施設 |
白内障手術・多焦点眼内レンズ手術 | 全施設 |
網膜硝子体手術 | 新見眼科・フタバ眼科・なかにし眼科クリニック ※1 ※3 |
抗VEGF剤 硝子体内注射 | 全施設 |
テノン氏嚢下ステロイド注射 | 全施設 |
網膜光凝固術(マルチカラーレーザー) | 全施設 |
後発白内障手術(Nd/YAGレーザー) | 全施設 |
緑内障手術(SLTレーザー) | 全施設 |
緑内障手術(トラベクトーム) | 全施設 |
斜視手術(上下水平筋・斜筋を含む) | 新見眼科・レイクリニック・やまいけ眼科 ※2 |
眼瞼手術(眼瞼下垂・内反症・外反症) | 全施設 ※3 |
眼瞼手術(CO2ガスレーザー) | なかにし眼科クリニック |
眼瞼手術(霰粒腫・麦粒腫) | 全施設 |
結膜母斑手術・結膜シミ取りレーザー | 新見眼科・レイクリニック |
オルソケラトロジー(エメラルド・ブレスオー) | レイクリニック |
マイオピン(低濃度アトロピン)点眼処方 | 新見眼科・フタバ眼科・レイクリニック・なかにし眼科クリニック |
レーシック・ICL(有水晶体眼内レンズ) | レイクリニック |
IPL治療器MGD・ドライアイ治療 | レイクリニック |
円錐角膜用コンタクトレンズ処方 | 新見眼科・レイクリニック・やまいけ眼科 |
スーパーライザー | 新見眼科・フタバ眼科・レイクリニック |
遮光眼鏡・偏光レンズ処方 | 新見眼科・フタバ眼科・レイクリニック・なかにし眼科クリニック |
ロービジョン視覚補装具処方 | 新見眼科・なかにし眼科クリニック |
VDT検診・企業検診 | 新見眼科・レイクリニック |
アイドック | レイクリニック |
※1 入院加療が必要な方の場合、近隣の病院に入院されたままでの加療にも対応します。
※2 新見医師の診察日にご来院ください。
※3 手術内容により、眼瞼手術の専門医を招聘もしくは提携クリニックを紹介します。
研究開発・臨床治験
医療情報システム開発
医新会グループは外から技術を導入するだけではなく、自らも開発に携わっています。特に医療情報システムの分野では我々が参画したチームで立案・開発・実用化されシステムが、全国の病医院で幅広く使用されています。中でも画像ファイリングシステムClaioは電子カルテと連携する画像ファイリングシステムとして全国大学病院の7割を超えるシェアを占めるようになりました。当グループでは主にClaio眼科版およびC-Noteのプロジェクトに関わりましたが、現在もこの分野でのパイオニア的存在として新たなシステム開発を続けています。
- 実績例
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- 画像ファイリングシステムClaio眼科パッケージ(FINDEX Inc.)
- カルテ記事記載システムC-Note(FINDEX Inc.)
- iSS手術患者情報管理システム(株式会社アビット)
- 待ち番号表示システム(株式会社アビット)
- 大規模眼科施設向け統合管理システム アイセンターVer2(株式会社アビット)
- 眼科専門用語かな漢字変換辞書(無償配布)
- リンク
臨床研究・治験
医新会グループでは現在も下記の臨床研究や治験をおこなっています。
ご興味のある方は下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。
- 現在継続中のプロジェクト
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- Abicipar(抗VEGF剤)硝子体内注射 臨床治験
- 3D映像の目に対する影響
- 眼内レンズの視覚特性(単焦点眼内レンズと偽調節、各種IOLの光学特性等の検討)
- 視覚補装具としてのVR&AR技術応用
- VR&AR技術の両眼視機能検査への臨床応用
- トラベクトームの臨床成績調査
- ICL(有水晶体眼内レンズ)の臨床成績調査
- 安心LASIK NET WORK レーシック術後満足度調査
お問い合わせ
取材・見学・講演・執筆等のご依頼
医療関係者のみならず、研究・開発者や企業の皆さまと幅広く交流をもつことを目的として、医新会の各施設への取材や見学を随時お受けしています。
取材や見学、医新会所属メンバーへの講演・原稿執筆・インタビューなどを依頼される場合は下記フォームよりご連絡ください。